畑が返ってきた

畑が返ってきた

なにも畑が旅行に行っていて、あるいは出張に行っていて、帰ってきたわけではない。

家から200mほど離れた、ちょっと山の上にある我家の畑、約200坪ほどを
私の母が作れなくなった今から約20年ほど前に、畑の近所の人に貸して耕作して
もらっていた。

耕作してくれていた人は、老夫婦と結婚していない50歳代の息子の3人暮らしで、
主として奥さんが指示して、旦那(ちょっと体が弱い)が作業をしていた。

しかるに、昨年8月末にその奥さんが亡くなり、指令塔がいなくなったため残った
人達が畑作業をしなくなった。 私は畑がどんどん荒れ、雑草はもとよりササまでも
生えてくるようになったので、地主として我慢ができなくなり今年春からもっと
良く管理してほしい、と申し入れていた。

ところが、主人も息子も何もしないので、7月31日までに最終結論を出すよう迫っていた。

今回、帰って結論を聞くと、もう耕作しないので返す、との事なので7月31日から
数日かけて、返してもらうための作業をした。

その1.
20年の間に借りた人が多量の廃棄物(ビールの空瓶、空缶、プラスチックの破片、
鉄の破片、石、煉瓦、瓦など)を畑周りに積上げていた。 それらを片付けろ
と前から云っていたのに何もしないので、私と息子で彼らの家の近くに1日がかりで
運び下ろした。

その2.
廃棄物の運び出しを済ませた後、今度は畑内、周辺の草刈りをした。
2人で刈払い機を使って、1日やっても片付かない。次の日にに行ったら、息子は
疲れてしまって体が動かない、と言う。 仕方がないので私が一人でやり、更に翌日
も同じ事を言うので私一人で作業した。 草刈り4日目にやっと彼も出てきて草刈りと
新たに出てきた廃棄物を片付けてすべて終わった。返却である。

この暑い夏の5日間、どうして私がそんな事をしなければいけないのか、当然借りて
いて原因を作った人が処理するべきで、考えると腹が立ったが返してもらうためには
仕方がなかった。

結局、5日間かけて廃棄物の処理と草刈りを済ませて、持主の私のものになった。


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                 返却される前の畑

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                 同じく返却前 別方向


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                  返却、草刈り後 向こうの手すりまでが我家の土地である

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                  返却 草刈後 別方向

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                   返却 草刈後 別方向 上部のヒノキ山までが我家の畑
                   ヒノキ山も我家の山である

帰ってきた畑には流石に20年間他人が耕作したための歴史が残っており、雑草の他に
役に立ちそうなものもある。 以前の耕作者は、植えてある植物は全部要らないというので
役に立ちそうなものはもらって私が育てることにした。

それらは次の通り。

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                   キウイフルーツの樹
棚が壊れて、樹は地面を這っているが、我家のキウイとは若干果形が異なる品種で
今年数個生っている。

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                   ナシ(二十世紀)の樹

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                  ナシ(二十世紀)の樹(上と同じもの) 実は鈴なりである
今年、摘果されていないのでピンポン玉のような果実が鈴なりである。 喰ってみるとまだ未熟ではあるが
紛れも無くナシである。

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                  ボタンの樹
亡くなった奥さんが見事なボタンを3株ほど毎年咲かせていたのを見ていたがそれがそっくり
残っている。

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                  ブドウの樹
まだ若木であるが黒色大粒種で3房生っている。 すっぱくて美味くはないが我家にはデラウエアしかないので
これを育ててみよう。

その他、ウメ、アンズ、源平モモ、(これらはいずれも若木である) 芍薬、大きな蘇鉄などがあるが、蘇鉄以外は残し、蘇鉄は枯殺処理する積りである。


今後の管理方針
1.イノシシ防除 
この土地は集落の一番上にあり、以前からイノシシの害を受けていた。 従って前の耕作者は
トタン板をグルッと畑の周りに張巡らせて、イノシシ垣にしていたが、そのトタン板も要らないと言うので
もらって私が垣を作ることにした。
2.草刈り
広い土地が帰ってきたので、その草刈り、草取りも同時に私の仕事になった。他家との境界の法面、
里道沿いの斜面、上部の我家のヒノキ山との境界など草を管理すべき面積が大きく負担は重い。
畑内の草取りも面積が大きいので大変なことになる。
3.植えるもの
一部はイノシシ垣を作って野菜を植え、果樹も植えて果樹園にする。 
我家の山林苗木圃場は、従来7ヶ所に小分けになっていたがそれをここに纏めて苗木圃場にもする。

大体、以上の方針で取敢えず盆明にねぎ、にんにくなどイノシシ害を受けにくい作物を植付、
果樹を植えるところは5ヶ所ほど穴を掘って有機肥料を投入しておいた。

早速、9月からはキウイの棚作りのための間伐材と竹の運び込み、イノシシ垣作り、キャベツ、
ハクサイ、ブロッコリーの植付などの仕事を始めるつもりである。

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