おっ 来た!来た!

おっ 来た!来た!

今年の3月、彼岸、に播種、挿木したスギ、ヒノキの育苗圃の状況を
調査した。

1、ヒノキ播種床
ここの日覆いをはね上げて覗いて見て思わず「おっ 来た!来た!」
叫んでしまった。

沢山のヒノキが発芽しているではないか。 播種したので発芽するのは
当たり前であるが、実はこの種は昨年秋に収穫したものではない。

この種子は一昨年11月に収穫し、昨年春半分を播種した。その際
あまった量が多かったので、それを冷蔵庫の中でキープしてきた。
従って、今年その種子は2年物で発芽するかどうか自信がなかったのである。

それが見事に発芽して来たので、思わず歓声を上げた次第である。
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まだ5~10mm程度の稚苗であるが恐らく1000本は発芽しているであろうし
まだ発芽途中と思われるものも多い

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このまだ1cm程度の幼苗、いや稚苗を大切に育てなければ、と乾燥、高温の
5月に何回も水を運んで、散水した。
最後には液肥を極く薄くして施肥した。


2、スギ挿木床
(1)3月挿木、日覆いあり
山の上のヒノキの林間に挿し木したもの。 処理後すぐ黒い遮光ネットを
掛けておいたので何本かは枯れているが、全体には順調に活着している。 
一部は新芽を伸ばして、生育を開始しているように見える。
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(2)3月挿木、日覆いなし
ここは日覆いなしで挿木したところ。 ほとんど枯れている。
無理もない、雨の少ない、乾燥した4月、5月で、山の上で、ヒノキの林間とは言え、
挿木処理後一度も散水していないのだから。
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(3)4月挿木、日覆いあり
ここは上記の2ヶ所と違って、挿木処理を4月に実施した。 従って活着の判断には
まだ早すぎるかも知れない。 しかし、茶色くなって枯死したもの10%、活着して
伸長を始めたもの10%は見て取れる。 残りの80%はやや黄ばんでいるが
枯死か活着かは判定できない。 3日ほど散水しておいた。
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                 遮光ネットの下で写真がイライラして見える

3、ヒノキ挿木床
3月に大型菊鉢に鹿沼土を入れて挿木し、遮光ネットを掛けておいた所。
雑草が生えているが、ヒノキはほぼ100%活着して、新葉が伸びている。
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以上の育苗については、いずれもまだ根が十分ではない状況にあるので、
願わくば今年の梅雨が順調(定期的に適度な雨が降る事)で、夏が過度に
暑すぎたり乾燥したりしないでほしいものだ。

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