山林樹木育苗

山林樹木育苗 私は何年も前から山林に植える苗木を自分で育てている(勿論足りない時には買っているが) 苗木を育てるには色々な方法があるが、今年は 1.種子から育てる方法 2.挿木により育てる方法 を実施した 1.種子から育てる方法  昨年、11月に山のスギの樹から毬果を採取し、雨の掛からない納屋の中で乾燥・追熟してきた  それが下の写真である スギの毬果を乾燥・追熟したもの 採種した時には毬果は緑色であったが4ヶ月の間にすっかり乾燥・追熟して茶色がかって 来た またかなりの毬果は破裂して中から種子が跳び出して来ている これを畑に播種し、薄く土を掛けた 2.挿木による方法 1・・・ケヤキ 今年の2月にケヤキの枝を切って、冷蔵庫に保存しておいた これが2月に採取して冷蔵庫で保管してきたケヤキの枝である この枝を発根促進剤(オキシベロン40倍液x24時間)に浸漬した 発根促進剤に浸漬したケヤキ 2.挿木による方法 2・・・スギ 山から発育が良く、形の良いスギの枝を切って来て挿木用穂木を調整した この穂木を同じくオキシベロン液剤40倍に24時間浸漬した この穂木を鹿沼土の圃場に挿した ここも同じ 合計約160本挿木した その後で、50%の遮光ネットで覆い、ネットが風で飛ばないように洗濯バサミで固定し、竹や木の棒で 抑えた こちらは別方向から ケヤキはうまく発根、活着したら80~…

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挿木育苗-2

挿木育苗-2 4月10日に益田に帰ってすぐ、3月に挿木した育苗圃を見に行った。 3月25日~4月10日まで私が留守にしていたので、その間水を遣っていなくてどうなっているか 心配であったからである。 心配は的中していて、3ヶ所の挿木床の内1ヶ所では僅か16日の間に沢山枯れていた。 1、畑に鹿沼土を敷いて挿木床とした所は問題なかった。 2、大型菊鉢に鹿沼土の床も問題なし。 3、普通畑に挿木した所では下の写真のように枯れていた。            遮光ネットの下で枯れている           ここも同じ           ここも同様に枯れている           結局、33本枯れていた ここでは350本挿木をして33本枯れていた。 普通畑ではどうしても土が硬く、塊も大きくて、水保ちが悪く、枯れたと考えられる。  これはいかんと思ってすぐ山へ行き、スギの枝を切り、穂木を調整、発根促進剤を吸収させて 挿木した。 結局、今回180本挿木したので、総数では3月に500本、そのうち33本枯れ、追加挿木180本で今年650本 挿木した事になった。 4月は3月にもまして高温、乾燥であったので雨の降らない日は毎日水遣りをした。 今後、4月末、5月、6月初め(梅雨まで)の乾燥で、どれぐらい枯死するか心配であるが 私は初めから6割活着すれば良い、と思っているので何とかそれを達成したい。 即ち、約400本の苗木…

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挿し木育苗

挿し木育苗 記事「私の山に高速道路が通るー13」で書いたように私の土地の代替地として 3430平米を入手することになる(まだ確定ではないが多分間違いないであろう) そのため、その土地に植え付けるスギの苗木が必要になるので「泥縄」ではあるが 挿し木をして苗木を作ることにした。 3430平米と云えば標準的栽植密度であれば約1030本の苗木が必要である。 勿論 これを森林組合から購入すれば簡単であるが、1本約100円であるから103,000円 の苗木代になる。 この林業不況にそんな金は払えないので自分で苗木を起こすことにした。 その為には挿し木床を用意する必要があるので、昨年12月から家の近所の畑を打ち起こし 草を取って、何度も打返しておいた。 苗床をA、B、Cと3ヶ所用意し、Aは鹿沼土の床、Bは普通の畑土、但し、肥料けの少ない 粘土質土壌、Cは大型菊鉢で鹿沼土 とした。 作業は、先ず山から形質の良いスギの枝を採って来ることから始める。 それらを約15~20センチに調整し、発根剤インドール酪酸液剤40倍液に切り口を24時間 浸漬する事から始める。               調整した穂木を発根促進剤に浸漬する              これを挿し木床(ここは鹿沼土)に挿した A区              その上に直射日光と乾燥防止のため50%遮光の日覆いを掛けた                           …

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山林苗木(スギ、ヒノキ)育成

山林苗木(スギ、ヒノキ)育成 1、スギ、ヒノキの播種 スギ、ヒノキとも、昨年は種子を採らなかったので、一昨年採って冷蔵庫で保管していた種子を使った。 旧い種子は若干発芽率が下がると云われているが、冷蔵庫に保管していたし、少しくらい発芽率が 下がっても問題ない、と思って使用した。 種子をポリの容器に入れ、水を入れて日陰で3日間浸種した。 播種後、次に述べる挿し木の後の遮光ネットで覆う時、播種した部分にも覆いを掛けた。           ヒノキ、スギの種子に吸水させた 右がスギ 昨年の実績では約1カ月で発芽したが、さて、今年はどうか。 2、スギの挿し木 雨の日に陰で作業できるように、山からスギの枝を切ってきて、調整し、輪ゴムで10本ずつ束にして 発根促進剤(インドール酪酸)40倍希釈液を入れたポリ容器に切り口を浸した。 24時間浸漬後、圃場に挿し木した。 今年は220本挿した。 半分でも活着してくれれば十分である。                    スギ挿し穂の調整、薬剤処理                    圃場に挿した                    別方向から                   最後に遮光ネットで覆った                    この時種子を播いた所にも覆った …

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今年の山林苗育苗圃の状況

今年の山林苗育苗圃の状況 今年9月現在の山林苗木の育苗圃の状況を報告する。 1.ヒノキ、スギ播種床 (1)今年播種したヒノキは小さい(5cm程度)が確実に発芽、生育している。 雑草に悩まされたが、除草して見ると元気である。 このままもう1年 育苗して、2年苗になったところで床替えをする。 今年播種したヒノキの苗 小さい(3cm程度である)けれど沢山育っている                  このような列が五列ある                                    (2)同じく今年播種したスギはヒノキより大きいが、それでも今年秋または   来春床替えをするには小さすぎるので、もう1年施肥をしながら育て、   2年苗を床替えをする。               今年播種したスギの苗 ヒノキに比べればはるかに大きい                5cm程度である 2.昨年播種した苗圃 ヒノキが順調に大きくなった。 今年秋あるいは来年春に床替えをして、 来年の秋に山行き苗とする。       昨年播種したヒノキの苗 大きいものは15cm程度に育っている 3.昨年春に挿し木したスギ 順調に育っている。 今年秋~来年春に山行き可能な物も多い。 30cm以上のものは山行き苗とし、生育が遅れているものは床替えをして もう1年育苗する。             昨年挿し木をしたスギの苗 順調に大きくなり …

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山林苗育苗ー2 挿し木

山林苗育苗ー2 挿し木 山林樹木育苗 その2 は挿し木である。 今年はヒノキ苗はもう要らないと思うのでスギだけにした。 山の若木で姿、形が良くてスッキリと伸びているスギから枝を切ってきて 挿し木用穂木とした。 毎年の事ながら、これをする日は冷たい雨の降る日で、 今年も例外ではなかった。              穂木調整 15~20cm程度に調整した            調整した穂木を10本ずつ輪ゴムで束にして水を吸わせた            発根剤、インドール酪酸液剤(商品名オキシベロン液剤)の            40倍希釈液に24時間漬けて吸収させた 結局、240本ほど調整し、発根剤を24時間吸収させて挿し木した。 大型菊鉢に10本X10鉢、 路地に140本挿した。             1ヶ所は昨年ヒノキの挿し木に使った大型菊鉢に挿した              土壌は鹿沼土である                            大型菊鉢に挿したところ 別方向から               もう一方は畑に鹿沼土を敷き詰めてそこへ挿した               同じ所を別方向から 菊鉢、路地とも最後に50%遮光ネットを張って終了とした。 比較的挿し木が容易なスギであるから80%程度は活着するのでは ないか、と思っている。 結果は、6月頃にはわかると思う…

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山林苗育苗ー1 播種

山林苗育苗ー1 播種 山林苗木の育苗には「播種」と「挿し木」がある。 (以前には取り木を試した事が2年程あるが、最近は取り木はしていない) ここでは、今年の「播種」について紹介する。 昨年、11月に採っておいたスギとヒノキを毬果のまま日陰で干しておいた。 それが下の写真である。            日陰で乾燥したスギの毬果             慎重に毬果を取除くと下に弾けて落ちた種子がある             こちらはヒノキの毬果              分離した種子 この種子を、二分して一方は来年のために冷蔵庫に保存しておき、 一方を今年の播種に使用した。 この際スギ、ヒノキとも取除いた 毬果も今年の分として使用した。 理由はまだ毬の中に種子が残って いる事が予想されるからである。 毬果も含めて種子をバケツで3日間、水に漬けて十分吸水させた。 3日後に取り上げて、水を切り、畑に溝を切って播き、軽く土を 被せた。 その後、50%遮光の網をかけて作業を終わった。 この遮光ネットが 必要かどうか疑問はあるが、ここ数年、夏の暑さと乾燥が激しく、折角 発芽した苗が立ち枯れてしまう事があったので、その防止策として遮光 している。 状況を見ながら7月初め、あるいは9月中ごろにネットを 取除くつもりである。                          播種後50%遮光ネットをかけた …

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スギ、ヒノキの育苗

スギ、ヒノキの育苗 今年のスギ、ヒノキの育苗がほぼ確定したと思うので報告する。 1、スギ挿木育苗 今年、3月に挿木して育苗中であった苗木が、ほぼ活着したと思われるので調査した。 昨年迄、挿木(3月)、日覆い(3月)、覆い取去り(7月)、でやって来たが、7月の 覆い取去りでは、まだ十分に活着していない(根が十分でない)のに、穂木を夏の 高温、乾燥に曝して夏の間に枯死するものが多かった。 従って、今年は9月まで覆いを取らずにおいて、活着率を上げた。 結果は大満足とはいかないが、ほぼ成功であった。            挿木床は雑草が繁茂していた            雑草を取るとそこそこ活着している             ここも同じ この挿木育苗圃の活着率は約50%であった。 50%と云うのは低いかもしれないが、山の畑で、ほとんど水遣りせずに この値であり、私としては満足である。 2、ヒノキ播種育苗  ヒノキの種を播いての育苗圃である。 実は、今年播種した種は昨年秋に採取したものではない。 一昨年秋(11月)に 採取し、一部は昨年春播種したが、残りが多かったので冷蔵庫で保管しておいて、 今年の春(3月)に播種したものである。 そんな訳で発芽率に若干の不安があった。 しかし、6月に「おっ 来た!来た!」で記事を書いたように、無事発芽し、 その時は1000本も発芽していると報告した。  その後も日覆いをかけてお…

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挿木苗活着調査

挿木苗活着調査 今年の春、3月及び4月、に苗木育成のためスギ、ヒノキの挿木をした。 酷暑の夏を過ぎてその活着の調査をした。 挿木処理は4ヶ所で実施したのでそれらを挿木床別に活着状況を 報告する。 4ヶ所の場所とその挿木樹種、本数は次の通り 1、小田林間・・・・ヒノキ  210本 2、小田畑・・・・・ スギ   110本 3、佐々木屋跡・・ヒノキ  200本 4、裏の畑・・・・・ ヒノキ  120本 1、小田林間                 日覆いの状況                日覆いを取り去ったあと 6月に一度日覆いの下の雑草を取ったがその後にまた生えて草原のようになっている   2、小田畑                   日覆いの状況                  日覆いを取り去ったあと ここも6月に草取りをした。 雑草は比較的少ない 3、佐々木屋跡                   日覆いの状況                  日覆いを取り去ったあと 家のすぐ側なので何度か草取りをしたが、挿木床に鹿沼土を使用しているので 草を抜くと、挿木苗も抜けるのでハサミで草を切った。 そのためまたすぐ生えてきて 大変な草である。 4、裏の畑                   日覆いの状況                    日覆いを取り去ったあ…

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ヒノキの種を播いた

ヒノキの種を播いた 3月は山林の育苗スタートの時期である。 私は苗木を買うには金がかかりすぎるので、毎年自分で育苗している。 育苗法には(1)播種による方法、 (2)挿木による方法、 (3)取木による方法 があるが(3)取木による方法は昨年、一昨年と実施したがその労力に比べて 成功確率が低く、効率が悪いので今年は(1)と(2)を実施することにした。 播種による育苗 昨年11月に採っておいたヒノキの種を播いた。 (1)種子の発芽試験 最初に種子の発芽試験を実施した。 プラスチック容器にキッチンペーパーを敷き、その上に種子を播き、水を入れて ひたひたに湿るようにした。 この容器を室内でKEEPして発芽状況を観察した。 本当は温室などちょっと 温度をかけると良いが設備がないのでストーブを焚く室内にKEEPした。               種子の発芽試験 スタート               種子の発芽試験 10日後               10日後の結果 接写 発芽試験結果:写真では見えないが、種が割れて中の白いものが覗いて 見えるものが少しある。 時間をかければもっと発芽が観察できると思うが 今月は時間がないのでこれで終了とした。 (2)播種 播種は2か所に実施した。 その1.大型植木鉢に播種 以前、母が菊を育てるために使用していた大型の鉢に播種した。 播種翌日にはかなりの雨が降った…

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サクラ、ヒノキ、スギ育苗/今年のまとめ

サクラ、ヒノキ、スギ育苗/今年のまとめ 今年のサクラ、ヒノキ、スギの育苗結果をまとめると 1サクラ(ソメイヨシノ)  取木 処理6本 活きているもの 4本 処理時期 3月  挿木 処理20本 活着 0 処理時期 6月 挿木床(菊鉢) 鹿沼土 遮光ネット あり 総括(サクラ)  資料には6月の挿木は容易、とあったが全滅であった。  取木は一応活きているが発根は認められない。 今年の冬を無事に越して来春発芽すれば  成功である。 2、ヒノキ   取木 処理70本 活きている物 35本(50%) 処理時期 3月50本 4月20本    挿木 場所    挿木床   処理時期  処理本数  活着 (%)  遮光ネット      佐々木屋  鹿沼土   3月    300本   135本(45%)  あり      小田     粘土質赤土 3月   100      50(50%)    あり      小田     粘土質赤土 4月   100      12(12%)    あり      五郎四郎  粘土質赤土 3月   100       2 (2%)    なし      赤道     鹿沼土    6月    80      68(85%)    あり 総括(ヒノキ)  取木は50%活きていたが発根はその1/4程度でこの冬を何本越えられるか心配である。     また、処理が難しく、手間がかかるので…

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挿木、取木育苗・スギ、ヒノキ

挿木、取木育苗・スギ、ヒノキ 4月も3月に続いてスギ、ヒノキの挿木、取木処理をした。 1.挿木 ヒノキを4月15日、スギを16日にそれぞれ100本処理した。 発根促進剤、濃度、浸漬時間等は3月に同じ。 但し、挿し付け床は 山の林間で赤土で粘土質の土壌である。 昨年同じ場所でヒノキの活着率 が良かったので今年も期待できる。 元々、スギは挿木による活着が良いので あまり心配はしていない。 結果は9月に判明する。 昨年は春の乾燥、夏から秋にかけての酷暑と 乾燥が激しかったが今年は通常の気候の年であってほしい(出だしの4月は 適当に雨が降って、順調な滑り出しであった)。             挿木 スギ           挿木 ヒノキ 2.取木 4月21日にヒノキ20本を処理した。場所は3月に実施した小田の山の若木で ある。 3月に書いたように取木処理は手間がかかり、能率的に良くないので 挿木の成功率によっては来年は実施しない。 4月は3月と異なるのは、水ゴケに含ませる水に挿木で使用する発根促進剤 5%程度を含ませたことである。 昨年は、10月に切取って結果を見たが、今年は6月末には結果を判定したい。 その理由は、まだ梅雨が明けないうちに圃場に植込んで、年末までに少しでも 発根数を増やし、出来れば年内に山行き苗として植付けたい。 …

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ヒノキ取り木育苗

ヒノキ取り木育苗 挿木育苗に続いて取木育苗の処理をした。  取木の良いところは もし成功すれば一挙に大苗を得られることである。 昨年、初めて取木育苗処理をしたが結果は散々であった。 その理由は 昨年夏の異常高温と乾燥にあると思っている。 今年は何とか成功させたい と考えて再度挑戦した。 取木育苗の処理法 1.若木で姿形が良く生育が良い木を選定する 2.その木の枝先から10~15cmの所の枝に1cmぐらいの幅で環状剥皮をする 3.剥皮した所を水を含ませた水ゴケで包み、その上をポリのシートで覆って   両端を紐で括って水ゴケが乾かないようにする 以上の通り、処理は簡単であるが1本1本処理しなくてはならないのでかなり 時間を食う作業である。 寒い日に50ヶ所ほど処理をした。 今年は結果を6月末に調査したいと考えている(昨年は夏を越したため 生きているものも枯れたという印象であった)。 今年の目標はこの処理で25本の育苗を成功させたい。            若木の枝に処理をした                  同じ処理                  この木には1本に3ヶ所処理した                  この木には6ヶ所処理し…

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ヒノキ挿木育苗

ヒノキ挿木育苗 今シーズン(’10年10月~11年3月まで)の植林が終わると同時に、 来シーズンの苗木作りを開始した。 私がやる育苗法は 1.播種:スギ、ヒノキの種を採って播き苗を作る 2.挿木育苗:スギ、ヒノキの枝を挿木して苗を作る 3.取木育苗:スギ、ヒノキの枝に傷を付けてそこから発根させ苗を作る 4、山引き苗育苗:山から自然生えの苗を採って来て育てる の4方法である。 今年は、昨年秋に種が採れなかったので1.播種:は出来ない、4.山引き苗: はチャンスがある度にやっている。  よって、3月には2.挿木育苗 3.取木育苗を実施した。 先ず、挿木育苗を紹介する。 3月は挿木の適期とされているので、生育の良い、若いヒノキの枝を切ってきて 10~15cmに切り、発根促進剤、インドール酪酸液剤(商品名オキシベロン液剤)の 40倍液に一晩切り口を漬け、翌日挿木床に挿した。 昨年は、挿木床に鹿沼土を敷いて、すぐ挿木をしたのであまり成功率が高くなかった と考えられた。 よって、今年は1週間以上前に敷いておいて、土を床に馴染ませておいて挿した。             挿木床に鹿沼土を入れ、水をかけて1週間ほど馴染ませた                発根剤を処理したヒノキ苗を挿した                挿木床全景               遮光ネットを掛けて完成 今年は300本のヒノキを挿し…

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取り木育苗 サクラ(ソメイヨシノ)

取り木育苗 サクラ(ソメイヨシノ) ヒノキに続いて 5月末に実施したサクラ(ソメイヨシノ)の取り木の結果を調査した。 サクラの取り木は私にとって初めての経験で今年は試験のつもりで6本(ヶ所)だけ 処理をした。                 5月に処理した状態-1                  5月に処理した状態-2 これを10月に処理部の直下を切り取り調査した。 結論から云うと  処理したもの   6本  活きている物   3本    成功率50%ということになる 結果を詳細に見ると、生きている枝の処理部は発根している物はなく、貧弱な カルスを形成しているだけ。 一方枯死した枝は発根している物1、大きなカルスを 形成しているもの1、初めからダメだったと思われるもの1、で生きている枝の 結果が必ずしも良くはない。 逆に考えれば失敗した枝ももう少しのところであった、 と云うことができる。生きているもの、枯れたもの全部を育苗圃に植付けて来春にどういう結果になるか 観察する。                 処理部全6本(ヶ所)                 左の3本は生きている 右の3本は枯れている                 処理部のポリを取去ったところ                  枯れた枝の処理部 水ゴケに根が出ているもの                   立派なカルスを形成しているもの…

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取り木育苗 ヒノキ

取り木育苗 ヒノキ 今年3月に実施したヒノキの取り木育苗についてその結果を報告する。 初めに3月に処理したときの様子。 ヒノキの枝を1cm程度剥皮し、そこへ 水を含ませた水ゴケを巻きつけ、ポリのシートで覆って水が乾かないように して、6ヶ月間KEEPした。                   今年3月に処理した直後                    一本の木に数個処理した 6ヵ月後の10月に処理部の下から切って、活きているか枯死しているか判断した。 結果  処理数        60箇所余り          活きていたもの   14本        成功率は20%強である 私としては初めての取り木で、約20%の成功率は満足いく結果であった。                   10月に切り取って活きていた枝                   枯れていた枝                   活きていた枝のポリを外して水ゴケで巻いた部分                   発根している                    この他に発根はしていないがカルスを形成している物がある                                      水ゴケに発根している                   枯れていた枝の処理部                   枯れていた…

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「失望・落胆」の夏-2

「失望・落胆」の夏-2 前報告で根が充分でない稚苗、挿し木苗が高温・乾燥で枯れたことを書いた。 根が充分でないのはそれだけではなく、育苗圃で育てている幼苗もそうであった。 育苗圃では次シーズン(’10年10月~’11年3月)山行きになる苗木だけでなく 次次シーズン(’11年10月~’12年3月)更にその次のシーズンに山行きになる 苗木も育てている。 帰って先ず育苗圃を見て驚いたのはその次次シーズン、更に次のシーズンに 山行きにするために育てている幼苗がかなり赤く枯れていた事である。  それらはスギ、ヒノキの区別なく、ひ弱な苗であった。 ひ弱な故に育苗圃で もう1年あるいは2年育ててガッチリした苗に仕立て上げるのが目的であった のに。 高温・乾燥という天のなせる業ではあるが、がっかりの夏であった。                 以下は枯れたスギ (全体の一部である)                以下はヒノキ 枯れたものは一部、ひ弱なものであり、大きなもの、元気なものは問題ない。 従って次シーズン(今年の秋~来年春)にかけての植え付けには支障はない。 問題は1年、2年後の植付けにでるので急ぎ対策を打つ必要がある。 対策としては来春挿し木を増やす、山引き苗を沢山集めてくるなどが 考えられる。

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「失望・落胆」の夏-1

「失望・落胆」の夏-1 8月9日まで益田にいて、今回益田に帰ったのが29日であるから約3週間益田を留守に したことになる。 この間、今年は全国的に高温、乾燥が続いた夏であった。益田も例外ではなく29日に 帰ってみて育苗中の山林苗がどっと枯れていて激しい失望を感じた。 ムリも無い。3週間も雨が降らず、水を遣る主人もいなくて、充分に根がない幼植物が 生きていけるはずがない。 1.播種床 今年3月にヒノキの種を播いた畑であるが、4月にはドッと芽が出て、数えたわけでは ないが1000本も出たか?と思っていた。 それが5月終わりごろは、500本ぐらいに減ったか? 乾燥が続いており仕方がない、 それでも充分だと思っていた。 7月末に雑草をはさみで刈ってやった時には300本ぐらいは残っている。 これを 全部育てたい、と思った。 然るに今回帰って日覆のネットを取ってみて驚いた。 1本も無い!、いやよく見ると 2,3本は草に埋まってあるが、枯死した苗が累々とある。  あまりに長い乾燥により根が充分でない稚苗はほとんど枯れてしまったのだ。 慌てて水をどんどんかけて遣ったが、もちろん枯れたものが生き返るはずはない。 激しい後悔と失望を感じた。                   播種苗 稚苗が草の中でやっと生きている                   これも同じ 稚苗(3cmぐらい)が草の中でやっと生きている          …

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育苗圃が大変だ

育苗圃が大変だ 今回、7月22日に帰省してみると家の周り、野菜畑、育苗圃など雑草が激しく 繁茂していた。 前回7月1日まで益田にいたので3週間ぶりに帰ったらこの有様だ。 その間、7月17日に梅雨が明けたわけであるが、今年は梅雨期間に大雨が何度も あり、益田市の西部では大河の高津川が氾濫の危機に瀕して住民に避難勧告が 出たほどであった。 そんな訳で高温、多雨の下で野菜、樹木、雑草など根の発達した植物はしっかり生育した。 しかし、根の無い、あるいは弱い挿し木苗、播種苗などは充分に生育する前に 雑草の方が生育してしまって草に埋没してしまっていた。 このまま放置すると、梅雨明け以後の高温乾燥で水分の取り合いが起こったとき、 これら根の充分でない苗が雑草との競争に負けてもっと枯れる怖れがある。 急ぎ草取りの必要がある。                   ヒノキ播種圃にドッと生えた雑草                   同じくヒノキ播種圃                  ヒノキ挿し木床に生えた雑草 播種圃は6月にも草取りをしておいたので何とか取れた。 しかし、挿し木床は挿し木後草の処理をしていないので、草がびっしり根を張っており 草を抜くと挿し木苗が共に抜けてしまう。 よって、どうしたものか思案の挙句、はさみを持ってきて雑草の根元から切取ることにした。 根が残るので次に草はすぐ生えるかと思うが、結果的に…

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ヒノキ育苗途中経過

ヒノキ育苗途中経過 今年春に実施したヒノキの育苗について途中経過を観察したので報告する。 1.取り木 取り木はいわゆる「空中取木」というやり方で約60本実施した。  私にとって初めての経験で自信はない。 結果は下の写真のように  約20本が枯れていた。 これは水ゴケで巻く部分の形成層を削りすぎた  からかもしれない。  しかし、まだ40本は活きており9月に最終結果を調査するときに残っておれば  それで良い。 (写真は枯れているものを主体に撮った)                  (空中)取り木 枯れている                  これも枯れている                   これも                   ここは2本枯れて1本は生きている 2.挿し木 今年は挿し木床を鹿沼土と海砂を  用意して、尚且つ発根促進剤にインドール酪酸液剤(商品名オキシベロン液剤)を使用した。  2-1 鹿沼土培地 今のところ結果良好に見える。 詳細に調べたわけではないが70%程度は活きているようだ。(写真はピンボケ)                   鹿沼土を培地にした圃場                   活着率は良さそう  2-2 海砂培地 こちらは枯れているものが  目立つ。 現在活きているのは40%程度か? 夏の高温、乾燥時にどれだけ生き残れるか  心配である。(写真はピ…

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育苗での実験

育苗での実験 佐藤大七郎という元東大の教授だった人が昭和58年に書いた「育林」と 言う本を持っている。 どうしてこの本を持っているのか分からないが過去に1,2度読んだ 記憶がある。 今回、何気なくこの本を手にとって読んでみると、現在私がやっている事と内容がよく 一致し、大変参考になる事を発見した。 読み進んで行く内に「林木の生育と環境」と言う稿があり、光、水、風 、温度、土地・・などが林木の生育にどのように関与しているかが書かれていた。  この中で私は育苗の際、かなり水遣りをしているが、風は我々が何かする事は出来ない、 温度もハウス内で育てる場合は何とかなるにしても通常は無理、土地は適地を選んで スギの中にヒノキを1本植えると言うことは出来ない、と思ったが、光は何とかできるかも しれないと思った。 そこで実験をする事にした。 育苗圃で苗を育てるとき、日光を沢山当ててみようと考えた。 下の写真のように銀紙を直径20cmの円に切り、中に一本切れ目を入れた。 これをスギの苗の根元に敷いて、下からも日光を苗木に当てようと考えたのである。 今年は取敢えず、5本の苗を選んで実験材料とし、対照に条件の良く似た 苗木5本を選んで樹高を測定した。 処理した苗木が写真2~4である。 こんな事で苗木の生育が良くなるものかどうか全く分からない。 しかも 試験材料は5本だけである。 もう一つ問題と思われるのは、生育環境の温度が高すぎても生育が劣る、と言う…

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ヒノキ取木育苗-2

ヒノキ取木育苗-2 4月の重点目的であったヒノキの取木処理をした。 3月には用意できていなかったので、発根素材にキッチンペーパーを使用したが今月は 水ごけを用意して帰ったのでこれを使用して処理した。 処理は枝に0.5~1cmほど離してグルット切れ目を入れ、この間の皮を剥ぎ取る。  この際形成層まできれいに剥ぎ取るのがコツらしい。 そこへ水で濡らした水ゴケを巻きつけ、その上をポリのフィルムで覆う。 そして両端を糸で 縛って完成である。 これを1本の樹に最大でも6ヶ所程度施して、合計55ヶ所ほど処理した。 これは私にとって初めての経験で、もしこれがうまく行くようであれば一挙に大苗を作ることが 出来るので、今後この方法で育苗する事にしたい。 この方法の欠点は処理に時間がかかる事である。             取木処理を施した枝                1本の樹に最大6ヶ所ほど処理した                同様の処理                これも同じ 今後、5ヶ月ほどこのままkeepして9月に発根を確認し、発根していれば切り離して肥料の良く効いた 畑で育成し、2~3月ごろ山行き苗として使用する。 あとは楽しみに9月を待つことにする。

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ヒノキ取木育苗

ヒノキ取木育苗 山林用苗木の育苗法には 1.種から育てる方法 2.挿し木育苗 3.山採り苗を育てる方法 4.取木により育てる方法 がある。 私はこの内1~3は毎年やっており、珍しい方法ではない。 今年、初めて4.取木による育苗法を試験的にやってみた。 この方法は一挙に多量の苗を育てる方法ではないが、成功すれば大きな苗を 1年で育てることが出来る。 私がやった方法は“空中取木法”という方法で次のようにやる。 1、ヒノキの枝を1cmほど環状剥皮する。 2、そこへ湿らせたキッチンペーパーを巻きつける。   (通常は水ごけを湿らせて使うが、今回は試験で水ごけの用意がなかったので代用品を使った) 3、その上からポリの袋を被せ、両端を紐で縛った。 4、うまく行けば梅雨明け頃にはキッチンペーパーの中に発根が見られるはずで、その時点で   枝を切取って畑に植える。 問題はキッチンペーパーが腐ってしまって発根しないことである。  4月にでも水ごけを使ってもう一度トライしてみたいと思っている。                       空中取木                      同じく空中取木 今回、4箇所の取木をしたが、更に数を増やしてトライしてみたい。

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ヒノキ種子

ヒノキ種子 昨年10,11月に採集したヒノキの球果を、室内で追熟させていたものがすっかり 変色し、追熟したと思われるので種子と殻を分離した。                追熟を終えたヒノキの球果 分離した種子は下の写真だけ採れた。重量を測っていないし、これを精製することを していないので粗種子と言うことになる。 実用上精種子にする必要はなく、むしろ 播種するときはしいな種子を含んで量が多いほうが取り扱いやすいのでこれで充分だ。                 球果が割れて出てきた種子 この粗種子を袋に入れて、冷蔵庫で保管した。 3月末に播種するつもりである。 これから数年は毎年300本のヒノキ苗がほしいので何とかそれ位を育てたい。

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今年のヒノキ挿し木育苗・結果

今年のヒノキ挿し木育苗・結果 今年の3月に五郎四郎の林間と小田の畑にヒノキを挿し木した。(報告は4月 ヒノキ挿し木ー1、-2) 9月になり6ヶ月経過したので日除けを取外して活着状況を調査した。 結果は次の通り   場所   挿し木(3月)  活着(9月)  活着率  五郎四郎  160本     32本      20%  小田育苗圃 180本     90本      50 小田育苗圃の方はほぼ予想通りの活着率であったが、五郎四郎は 散々であった。 小田と五郎四郎の違いは  小田は林間の粘土質赤土を耕起せずにドライバーで穴をあけて挿し木した。 五郎四郎は肥料分の少ない粘土質赤土土壌を良く耕起し、土を踏みしめて  ドライバーで穴をあけて挿し木した。 遮光ネットを架けたのは両方同じ 4,5月の乾燥期に小田の方は何回か散水した。 しかし、五郎四郎へは  1回も散水していない。(五郎四郎の林間には貯水装置がない) せめて50%の活着率を達成したいと考えており、上記結果を参考にして 来年の挿し木育苗を計画したい。                五郎四郎               小田育苗圃                   小田 雑草が多い                    同じく小田 

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今年のスギ、ヒノキの育苗状況

今年のスギ、ヒノキの育苗状況 山林への苗木の植え付けは3月にそのシーズンを終る。 終ると同時に翌年の苗の育苗が始まる。 今年も我家の育苗圃、細切れで6ヶ所に分かれているが、では育苗が始まっている。 苗は①種から育てたもの ②挿し木で育てたもの ③山採りしたもの の3種ありスギ、ヒノキ 合計で1200本ぐらいはあるかと思う。 そのうち次シーズン(今年11月~来年3月)に山行き苗として使用できるのは 大体 スギ200、 ヒノキ180 本ぐらいである。 私としてはスギは兎も角、ヒノキは300本欲しいところであるが、なかなか目標に達しないので 今後、施肥、水遣りで少しでも生育を促進して山行き苗の基準に達する苗を増やしたいと考えて いる。

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大変だ! 育苗圃の土が盛り上がってきた

大変だ! 育苗圃の土が盛り上がってきた 今回、5月23日に小田の山の育苗圃を見に行って驚いた。 ヒノキ挿木圃場、 ヒノキ播種床などの床土が盛り上がって一部は割れ目が出来ている。 モグラが下を這い回った坑道のあとである。 まだ根も充分に生えていない挿木、 発芽したばかりの苗木、どれも苗が浮き上がって、枯れる恐れがある。 昨年は別の圃場で育苗中のヒノキ苗がやられ何本か枯死した経験がある。 すぐに家に帰り、農薬(石灰硫黄合剤)を持って来て、原液のまま坑道に穴を 明けてその中に垂らし込んだ。何かの本でモグラは石灰硫黄合剤の臭気を嫌う、 と読んだ気がしたからである。 ところでモグラはどうしてこの2ヶ所を掘り返したのか? 隣の苗木を植えている 育苗圃はどうにもなっていない。  私は挿し木床、播種床 ともあまり肥料分のない土が良いと思っているので、あまり元肥をやっていない。 一つ、推測できることは、この2ヶ所は黒い遮光ネットを日除けに使っていることである。 それが原因とは断定できないが、可能性はある。 しかし、今後も8月一杯は 遮光が必要であるので、これを取去るわけには行かない。 さて、結果はどうなる物であるか?                  ヒノキ挿木床                                    同上 フラッシュを使っている                  同上 フラッシュを使っている …

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雨水貯水装置を修理した

雨水貯水装置を修理した 3月に書いたように、雨水貯水装置が3月の台風並の風で壊れたので修理した。 ここ(小田の育苗圃)は丘の上にあり、日当りは良いが水はない。 よって、雨水を 集めて水遣りに使うために作った装置で、2基ある。 粗末な作りで、廃トタン板と割竹を 組合せて集水しポリタンクに貯水する。 そのポリタンクも、1個は海に流れ着いていたハングルが書かれた物を拾ってきたし、もう1個は 山に捨ててあった灯油などを入れるタンクを拾ってきた。 こんなものでも働きは充分で昨年は梅雨期以外の5、6、7及び8月の乾燥期には結構役立った。               廃トタンと割竹の貯水装置 修理した               反対方向から               もう1基は3月に直しておいた物 再掲 直してすぐに、夜間雨が降ったので結果を見に行ったが期待通りに集水、貯水していた。 ここではヒノキの播種床、挿木床があるので水遣りは欠かせない。 

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台風並の風が吹いて

台風並の風が吹いて 3月17日に益田に帰って見ると、裏の納屋のトタン屋根がめくれて 風が吹くたびにガタガタ鳴っていた。 また、裏庭の竹ざお、棒杭など も激しく散乱していた。 激しい風が吹いた後遺症である。 近所を見ると、駐車場の屋根が壊れている、イノシシ垣のトタン板が散乱している、 山の中の家が壊れて大工が修理中、などの被害が出ている。 新聞によると、益田市のメロン農家のビニールハウスもかなり被害が出たという。 私も小田の山へ行ってみると、昨年作った雨水貯水装置がバラバラに壊れていた。 この装置は北、西にヒノキ林があり、通常は冬の海からの風に当たらない陰にあるのに。 山手の家の修理をしている大工に“こんな所も風が吹いたのか?”と聞いてみると “13日の風ははえの風(南風)であったため、いつもと反対の方位が被害を受けた”とのこと。 納得した。                   貯水装置2基のうち1基 バラバラである                   もう1基も同じ                                  応急処置で1基を直しておいた                   これでもその後の雨でうまく貯水した ここは山(丘)の上で水はない。 そこに育苗圃を設けて挿木、播種、山採り苗など育苗している ので是非水が必要なところである。 やっと1基だけは回復したが、4月にはもう1基も直して 苗木への水…

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来年用苗木 山採り苗

来年用苗木 山採り苗 植林用苗木の育成には1.種を播いて苗を作る 2.挿木で苗を作る 3.山から自然生えの 苗木を採ってくる がある(ヒノキ播種、4月1日参照)。 1と2は既に報告したので3を紹介する。 私の山「五郎四郎」はヒノキを植林して13年になる。 この山の林床には小さなヒノキの 苗木が沢山自生している。 「.ヒノキの播種」ではこの林分から種子を採って苗木に育てるが それならこの林の林床の苗木を育てても同じ事ではないか、と思って数年前から小さな 苗木を採取して育てている。 今年も小さな苗木(稚苗と云うべきか)を200本あまり採取し、育苗圃に移して1~2年 育成して山行き苗とする。                  今年採取した苗木 5~20cm程度である                  毎年採取するのでもう大きい苗はほとんどない 根や幹が曲がっている物も多いので、添え木に括りつけて真っ直ぐにして育苗圃に植え付ける。 育苗圃では肥培管理に努め、1年、長くても2年後には山行き苗とする。

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